「リッチコンテンツとソーシャルメディア活用で、 消費者と繋がれ!」
米国のStarbucks CoffeeとTully’s Coffeeを比較しながら、企業が消費者と繋がるために、WEBサイトの中でリッチコンテンツとソーシャルメディアをどのように活用するべきか考えていきたいと思います。
「スタバ vs タリーズ」米国WEBサイトのトレンドを探る! リッチコンテンツ分析:FLASH vs jQuery
◆リッチコンテンツ分析:FLASH vs jQuery
【Starbucks Coffee】仕様:FLASH
トップページで4つの動画をかなり大きく、全面に押し出し、
消費者に対して、視覚的に商品やメッセージを伝えています。
これにより、ユーザーのWEBサイト滞在時間を伸ばすとともに、
情報伝達性の向上を図っています。
【Tully’s Coffee】仕様:jQuery
トップページで3つの画像を大きく全面に配置し、
消費者を商品やメッセージへ誘導する「導線」を確保しています。
これにより、ユーザーはどのディバイスから見ても、
スクロールすること無く、様々な情報へ到達することが可能です。
<FLASHとjQueryのメリット・デメリット>
FLASHのメリットは、よりダイナミックなかたちで ユーザーに情報を届けられ、その制御がより自由なことです。
動画やアニメーションを活用したものは、その最たるものです。
jQueryのメリットは、ユーザーがどんなディバイスで見ていても 同じように情報を伝えられることと、そのリッチな効果や動きをスクリプトにより、誰でも簡単に制御できることです。
iPhoneやiPad、また最新のFLASHプラグインがインストールされていないPCではFLASHコンテンツを見られません。
そこで、Starbucks Coffeeは、iPhoneやiPad用のページをきちんと別に準備することで、このデメリットを回避しています。
<プロモーションページでの活用について>
スマートフォンやタブレット用のページを制作する予算が確保できれば良いですが、限られた予算で行うPRの場合、iPhoneやiPadの普及率と機会損失の可能性を考慮すると、jQueryを有効活用する方が、費用対効果が高いと言えます。
当社でも、新聞を購読していない若者をターゲットとした社団法人 日本新聞協会様が運営する「よんどく!」というWEBサイトを制作させて頂いた際は、jQueryを採用しました。
★参考:http://www.readme-press.com/
「スタバ vs タリーズ」米国WEBサイトのトレンドを探る!
ソーシャルメディア活用分析:Twitter、Facebook、Google+
◆ソーシャルメディア活用分析:Twitter、Facebook、Google+
【Starbucks Coffee】
トップページで、Twitter、Facebook、Google+という3つのソーシャルプラグインを設置し、情報拡散を図っています。
また、前述の4つの動画に対しても、TwitterとFacebookの両方で動画のURLをシェアできる仕組みをきちんと整えています。
【Tully’s Coffee】
トップページには、ソーシャルプラグインの設置がありません。その代わり、かなり大きな枠を使って、
Facebookページを紹介し、そちらへ誘導することで、顧客の囲い込みやファンの創造を促進しようという試みが見られます。
WEBサイトとその中に掲載している企業メッセージや商品をより多くの消費者に認知して貰うために、
ソーシャルメディアを活用することは非常に有効と言えます。
消費者が、その情報に対して、何らかの「価値」を見出し、他の人に「共有する」とうアクションに繋がれば、既存のマスメディアを活用した従来のプロモーションに比べ、相乗的に、より大きな費用対効果が望めるでしょう。
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