今回は販促成功の鍵となる「最新のプロモーション手法」についてご紹介します。
多数の企業がプロモーションに取り入れている「Twitterの販促事例」を取り上げ、プロモーション成功のPointについてお話します。
■ 成功したTwitter販促事例
スマートフォンの普及により、更にアカウントが増え、人気SNSのmixiを超える広がりを見せるTwitter。
Twitterを利用した、バズ&娯楽性ミックス型販促プロモーションでの成功例が多数登場しています。
=事例1=
HONDAが行った「FIT 1台プレゼントプロモーション」では、「探し出す」という娯楽性を持たせ、バズ効果で多くのプロモーション参加者を集めました。
FITが期間中、街中を走り、ユーザーが見つけると、ステッカーなどのノベルティを貰え地図上や実際にFITを見つけた人には抽選で車が当たるというものです。
また、USTREAMも活用して車載カメラから生中継が行われ、どこにいるか街の風景等がヒントになり、
つぶやきと連動し、追跡する参加者が盛り上がっていったことが
成功の要因のようです。
TVCMもTwitterの画面のようにつぶやくスタイルで展開し、プロモーションに一体感を持たせ、相乗効果をあげていたようです。
=事例2=
飲食店関係では有名な事例として、港区の「豚組」が挙げられます。
お店のアカウントとオーナーのアカウントの2つを使い分けお客様が来店された際に、どのように接するのかを常に考え、つぶやきと実際とをどうリンクさせるかを考えているようです。
オーナーのアカウントでは、ほとんどお店とは関係ない事をつぶやいているようですが、お客様の声が直に聞けるので調査やアンケートを実施して、お店に反映させたり、予約も受け付け、なんと80%以上もの予約がTwitterの個人アカウントのお客様であるようです。
Twitter上で関係が作られ始めるため、通常は、来店して初めて関係が生まれるのに対し、豚組では、(Twitter上で)知っている人に会うという形で来店し、最初からより深い関係が作られ、より高い親密感を顧客は感じるようです。
話題になればなるほど、ユーザー同士がお店の紹介、あるいはサービスの紹介を行ってくれるため、更に広がりをみせていくという成功例となっています。
■ 成功のPointは?
Twitterという技術とその特性を活かした「つながり」を軸としており、狭く深く刺さるメディアとして利用をしていることが、集客プロモーションを成功させたと言えます。
また、HONDAの場合も最初は地域ごと、順次日本全国への展開を果たし、プロモーションの成功に繋がったと言えます。
また、TVCMのような一方向の情報伝達よりも双方向でのユーザ参加型のプロモーションがターゲットに対し、より親近感を感じさせることで、一緒に作り出している感覚を与え、遊び心をくすぐる仕掛けでターゲットの心をがっちり掴んだと言えるのではないでしょうか。
ネット上の知人からの情報でキャンペーン内容を知っていくというのも、Twitterらしい広がり方であり、
より参加しやすい空気を作っているのだと思います。
■ プロモーションを成功させるため
Twitterというものの特性上、ネット上ですぐに広まるということがメリットでもあり、デメリットにもなりうるという事はプロモーションを仕掛ける際に念頭に置いておく必要があるでしょう。
少しでも反感をかうようなことがあれば、同じスピードでマイナスの情報が流れていくことになります。
Twitterは消費者とのコミュニケーションの場であることを認識し、それに対応する人的リソースや対応策を事前に準備しましょう。
また、Twitterと連動させたキャンペーンページやサイトを制作し、ユーザーを的確にキャンペーンに巻き込み、成果を更に上げるという方法もあります。
コンバージョン率の高いランディングページへユーザーを誘導し、集客した見込み客からレスポンスを得ることこそ、大きな成果に繋がる重要な施策と言えます。
Tags オリジナル グッズ ストラップ プロモーション 広告 販促