Facebookを使ったリアルプロモーション事例がつい最近行われました。
有楽町西武跡にオープンしたルミネ有楽町店です。
■日本初リアル「いいね!」ボタンを仕掛けたルミネ有楽町
Facebookを使ったリアルプロモーション事例がつい最近行われました。
有楽町西武跡にオープンしたルミネ有楽町店です。
10月下旬のオープンに向けてFacebookページでアンケート風に「いいね!」ボタンを押させたり、
Twitterと連動させたり、SNSを活用したプロモーションを展開していました。
リアルプロモーションでは、商品のコーディネート写真を巨大なボードにして工事用の仮囲いに20点を掲示しました。その各コーディネート写真には「いいね!」ボタンが付いており、そのカウント数をFacebookページにも反映するという仕組みを採用しておりました。
■大きなボタンが人々の目を惹く?
リアルプロモーションで使用された大きな画像と大きなボタンが目を惹くのか、コーディネートによっては、実施から2~3日で、2,000カウントを超えたものもありました。
また、リアルの「いいね!」ボタンが珍しいのか、ルミネ有楽町店への期待が大きいのかかなりの注目度で、気になって、押してみる人が多かったようです。
もちろんFacebookやサイト上の「いいね!」ボタンの数も加算されていたようですが、リアル「いいね!」ボタンの方が多かったようです。
■コンセプト
リアルな広告とFacebookを連動させることで今、有楽町でどのような流行があるのかをリアルタイムで感じられるようにし、顧客と一緒にサイトやFacebookを盛り上げ、ルミネ有楽町店オープンへの期待感を出すことを目的としていたとのことです。
狙いは見事に的中し、広告への注目度アップもSNSやサイトへの誘導も行え、結果的に、オープン時には大変盛況で多くの集客を実現しました。
■実現性と効果測定がまだ難しい?
リアル「いいね!」ボタンとサイト上のカウント数の加算方法など、システム的にはできていないような感じもあり、難しい面もあるようですが、まずは日本初ということで注目度は高く、今後のプロモーションにも活用されていくと思われます。
特別な会場ではなく、路上の、しかも工事中の壁面を使ってのプロモーションということで、オープン場所の認知度アップにも繋がったのではないでしょうか。
リアル「いいね!」ボタンだと通りすがりや、ちょっとした待ち時間に何気なくやってみるという人が増え、少し気にしてもらえたり、頭に残ったりと告知効果はあるのではないかと思います。
ボタンを作るというところで、費用は掛かりますが、今後の展開に期待したい「リアル+ネット」のプロモーションです。
これから、もっと洗練された面白いものが続々と出てくるはずです。
展示会やプロモーションイベントを行う際は、施策の1つとして、今後検討されてはいかがでしょうか?
Tags イベントプロモーション クロスメディアプロモーション リアルプロモーション 企業プロモーション 携帯 プロモーション