■海外ではFacebook+リアルイベントキャンペーンが流行!
海外では、ネット上のキャンペーンだけでなくFacebookを使ったリアルプロジェクトが流行っており、
多くの企業が、リアル連動のキャンペーンやイベントを積極的にFacebookを活用しながら行っています。
■コカ・コーラ社
イスラエルで行われたイベントでは、参加者にFacebookアカウントの情報が入っている
リストバンドをつけてもらい、そのリストバンドで会員管理を行い、イベント会場内のドリンクやゲームのそばに設置してある「いいね」リーダーにリストバンドをかざすと情報が読み込まれる仕組みを使っていました。
■携帯キャリアOrange
欧州の大手携帯電話サービスキャリアであるOrangeは、各地のサーフィンイベントで集まった参加者たちに対して、イベント会場で体験したことをオンラインに書き込んでもらい、
バズ効果でイベントの存在を知ってもらおうと、Facebookを活用したキャンペーンを行いました。
会場で、参加者はまずFacebookアカウントにサインインしたいかどうかを確認され、
了承すると自分のアカウント情報が入力されたブレスレットを渡され、会場では、
このブレスレットをタッチするだけでチェックインできたり、写真が撮影できてFacebookにアップできるようにしました。
ただ単にリアルとネットの連動を楽しむだけでなく、ブレスレットが100回タッチされるごとに、
主催者が行うサーフィンレッスンへの招待などの特典を用意し、その結果、配布されたブレスレットの利用率は100%、Facebook上では12万回以上クリックされ、コメント欄の活用と共に、非常に盛り上がりを見せました。
■Facebook情報をリアルで利用するテクノロジー
上記2つのサンプルで利用されたのは、RFIDタグの技術で、情報を記録するICチップとアンテナをもつICタグとリーダー/ライターの組み合わせで情報を読み取る仕組みを使って運営されていました。
■日本ではまだまだ
国内ではまだ、リアルイベントで使われている実績はほとんど無いようです。
今よりも少し気軽に準備ができる、あるいは安価に導入できる準備が整うと、導入に踏み切る
企業が増えてくるのではないかと思います。
■普及までの障害
無線ICは、ある程度離れた場所にあるリーダーで一括して情報を読み取れることがメリットですが、
1個当たりのコストが数10円かかるという点がネックとなります。
似たような仕組みを実現する方法として、バーコードリーダーを利用する手がありますが、
無線ICに関しては、コスト問題などが解消されないと、まだまだ導入に二の足を踏む企業が多いと思われます。
■ネットとリアルの連動
Facebookには、チェックインクーポンという、ある意味ネットとリアルの連動をうまく集客につなげられる機能があります。
現時点では、企業が導入するにはこちらの方がハードルが低く、キャンペーンの中に取り入れやすいと思います。
リアルタイムでバズ効果を狙っていくキャンペーン手法として、イベント会場などでのFacebook活用には、面白いことができる余地がたくさんあります。
展示会やプロモーションイベントを行う際は、施策の1つとして、今後検討されてはいかがでしょうか?
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