Facebookで「やっていいこと」と「やってはいけないこと」
利用する企業が増えているFacebookですが、
Facebookを使ってキャンペーンを行う際、
「やっていいこと」と「やってはいけないこと」が存在します。
これを事前に知らずに、キャンペーンを行ってしまうと、
キャンペーン自体を中止される可能性もあるので、
きちんと確認した上で、実施しましょう。
まず必ず、プロモーションガイドラインを確認しましょう。
http://www.facebook.com/promotions_guidelines.php
さて、これを読んでもいまいちピンと来ない方に、
少し解説させて頂きます。
◆「私たちは、そのキャンペーンと関係ありません!」と言いたいFacebook
端的に言うと、このようなガイドラインを設けている、
大きな理由の1つは、Facebook自体が、
その中で行われるキャンペーンに対して、
一切の法的責任を負いたくないということです。
「参加者の募集、抽選の実行、参加者の判定、
当選者・受賞者の通知など、
プロモーションのあらゆる要素の運営について、
Facebookの機能を使って行うことを禁じています。」
その結果、次のようなルールが生まれます。
□ Facebookへの登録(アカウント取得)を強制したり、
指示したりしてはならない。
□ Facebookページのウォールへの投稿、写真のアップロード、
近況アップデートの投稿など、Facebookの機能を使用して、
応募者にコンテンツ提供を強制したり、
指示したりしてはならない。
□ メッセージ、チャット、プロフィールまたは
Facebookページへの投稿など、Facebookの機能を使用して、
応募者に当選通知をしてはならない。
ちなみに、これでもルールは、以前より緩和された状態です。
以前のルールでは、事前にFacebookから書面での承認が必要で、
月に1万ドル以上の広告出稿を行わなければいけませんでした。
ただその後、2010年11月29日にルールが変更され、
次のような規定になっています。
□ プロモーションを運営するのに
Facebookからの書面承認は不要
□ 広告出稿費の最低月額料金制限を撤廃
◆プロモーションでユーザー情報を取得するにはアプリが必須
上記のような状況の中で、Facebookと連動して展開される
「コンテスト」や「懸賞」などの流れは、
おおよそ以下のようになります。
1 Facebookページに対して「いいね!」をクリック、
または、スポットにチェックインを
「事前作業(応募条件)」として応募前に行ってもらう。
※近況アップデートや写真に対して
「いいね!」をクリックする、
ウォールにコメントする作業を
「応募条件」にはできない。
2 サードパーティアプリケーションを使って、
ユーザーに応募を行ってもらう。
※サードパーティアプリケーションを活用した
写真・情報投稿を応募条件として
ユーザーに要求することは可能。
3 メールや郵送などで、当選をユーザーに対して通知する。
まとめると、Facebookの立場としては、
「プロモーション情報の掲載や
ユーザー間の自由な情報交換など、
ソーシャルメディアとしての『場』の提供は行うが、
それを実現するための『機能』に関しては、
一切提供せず、プロモーション自体には、
一切関わりを持たない。」
ということです。
Facebookを活用したプロモーションや販促施策を行う際は、
以上の注意点をしっかりと確認し、実施するようにしてください。
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