新規事業やスタートアップが盛んな今日このごろ、日本もようやく活性化してきたような気がします。
新規事業やスタートアップの企画は、わかりやすく、シンプルに、自分の事業を伝え、ファンを増やしていく必要があります。
そんな時に、使えるのが、エレベーターピッチです。
エレベーターピッチは、元々シリコンバレーで生まれた文化で、エレベーターが1Fから目的の階につくまでに、投資家にプレゼンテーションを行い資金獲得へつなげる、プレゼンテーション手法を言います。
さて、このエレベーターピッチって、どうやるの?という事を一度整理しておきたいとおもいます。
エレベーターピッチのテンプレート
検索をしていて、一番良く出てきたのは、「アジャイルサムライ」- 達人開発者への道という本の以下のテンプレートです。
少しむずかしい言葉で、書いてあったので、エレベーターピッチっぽく、わかりやすくシンプルに纏めてみました。
・[サービス名]というサービスは、
・[潜在的なニーズを満たし、抱えている課題を解決]したい
・[対象顧客]向けの、
・[サービスのカテゴリー]です。
・ユーザーは[反復して利用する、または、対価に見合う価値]ができ、
・[もっとも競合なサービス]とは違って、
・[差別化要素]が備わっている事が特徴です。
これを、当サイトの3mediaのサービスに表すと
・[3media]というサービスは、
・[最新のWeb情報、売上げアップにつなげる情報を]得たい
・[企業の販促担当者]向けの、
・[Web情報メディア]です。
・ユーザーは[すぐに使える販促情報を得る事]ができ、
・[ITメディア]とは違って、
・[現場の販促担当者の目線からの記事に絞っている]が事が特徴です。
*ITメディア様は、検索した際に上位表示されため、比較対象として記載させていただきました。優劣をつけることを意図しておりません。
このエレベーターピッチを書いてみると、自社のコア・コンピタンスがみえてきます。
当社の例で言うと、[現場の販促担当者の目線からの記事に絞っている]や「すぐにつかえる」がポイントですね。
ITのシステム側の事は、殆ど書かずに、とにかくわかりやすく、すぐに使える事を最重要視しています。
そういう意味では、新しく、Webプロデューサーになったかたや、ちょっとした販促を考えている方が、対象という事が自然と見えてきます。
エレベーターピッチを習得したいのであれば、下記の本は、必読です。
スティーブ・ジョブズを参考にしてみよう
その他にも、スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則から学んでみましょう
こちらも少しわかりやすくアレンジしました。
あなたのサービスは、
誰に向けて
どんな問題を解決するサービスなのか?
そして、他者のサービスとは、何がどう違うのか?
ユーザーは、なぜ、どんな時に、あなたのサービスを使うのか?
これも、3mediaにあわせてみましょう
3mediaは、
企業の販売促進担当者の
販売促進のヒントを提供するサービスです。
業界を代表するITメディアとは、違い
すぐに使える、わかりやすい販売促進の情報を配信しています。
企業の販売促進担当者は、
企画会議で煮詰まった時や、今までは、ちょっと違う販売促進の視点が欲しい時に
当サイトを訪れて、自社の企画の参考に使います。
という感じになります。
今回のテンプレートでは、対象となるユーザーのシチュエーションが見受けられましたね。
思えば、スティーブ・ジョブズも、ダウンロードしていつでもどこでも音楽を手軽に聞きたい人向けのサービスiTunesとiPodを開発し、音楽の聴き方を変えてしまいました。シンプルですが力強い内容です。
どちらも併用して使うと良いと思います。
まとめ:プレゼンでは、どこが見られている?
プレゼンテーションは、結局、プレゼンテーターの情熱が見られている気がします。
どれだけ、饒舌に語ったとしても、胡散臭かったり、表面だけをなぞったようなプレゼンテーションは、直ぐにばれてしまい、逆に信頼を失ってしまいます。
あまり気取らず、見栄をはらず、自分の言葉で、真摯に伝えることが、一番人の心に響くプレゼンテーションになるはずです。