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50周年記念スクラッチでファンへプレゼント? 銀座ルノアール半世紀キャンペーンの意義


銀座ルノアールの50周年プレゼントキャンペーンスクラッチ印刷

ユーザー視点で、本当にやって貰えるか考えよう!
より効果的な印刷販促物の作り方のポイント。


私は、よく仕事をするために喫茶店に入る。
PCの電源を取るために、大体は、
最寄り駅の近くにある上島珈琲かルノアールが多い。

先日、ルノアールに行ったら、1枚の薄いカードを貰った。

それは、50周年記念キャンペーンの文字が印刷されたスクラッチであった。
正直、改善の余地が多いと考えたので、
今回は、この印刷物をより効果的にするにはどうしたら良いか考えてみる。


キャンペーンはお客様のために行う


このカードに印刷されている情報は、全てルノアールの情報である。
お客様に向けた情報と明確に読み取れる部分が、ほぼ皆無である。
50周年を迎えられたのは、お客様のおかげだと普通は考える。

もし、そうであるならば、「感謝」の一言があるべきで、
その一言があれば、見た人も自分に対するメッセージだと認識できる。


タイトルを見直す


“銀座ルノアール半世紀”と書いてあるが、まずピンとこない。
更に、「50th Anniversary」と「50周年キャンペーン」と
3重に文言がダブっていて、スペースが勿体無い。

この部分に、先ほど述べた「お客様への感謝」に関して、表現を追加すべきだと考える。
小さいカードなら、メッセージは最上部に配置するのが良いだろう。


主旨をきちんと伝える


このカードを一瞬見て、まずプレゼントが当たるということが分からない。
これは、販促物として致命的である。
次に、プレゼントが何なのかよく分からない。

「コーヒーバッグ」が当たる様なのだが、
写真が無いと、それが何なのか全く想像できず、参加意欲が湧かない。


効果測定ができる期間を設定する


期間を見ると、5日間しかない。
当然、予算もあると思うが、50周年記念として考えると、
期間が相当短いという印象だ。

短期的なプレゼントに加えて、
もう少し長い間使えるクーポン等を併用すると良いと考える。


ブランドイメージをデザインで伝える


デザインは、その人の好みによって違うので一概には言えないが、
少なくともこのデザインは、
ルノアールの50周年記念の印刷物として相応しくないと考える。

ルノアールの店舗の雰囲気ともブランドイメージとも合致していない。
50周年記念を全面に出すなら、その部分は非常に重要である。


最後に


他にも改善した方が良い点や、
少しの工夫で販促効果をアップさせるアイディアは
たくさん頭に浮かんでいるが、この辺で止めておきたい。

ただ、もう1つだけ、印刷やデザイン以外の部分で伝えたいことがある。

それは、店員の接客方法である。
私がこのスクラッチカードを貰った時、店員さんの説明では、
何なのか聞き取れず、自分でよく見てから何なのか分かった。
根本的に改善の余地がある。

そして、このカードを渡す時、
「いつもご利用誠にありがとうございます。」の言葉が無かった。
もし、私が店長で、このカードをお客様に配ることが決まったら、
カードを配る前に、感謝の言葉を伝える様、店員に対して徹底する。

それを行うかどうかで、このカード自体の販促効果も大きく変わるだろう。
何となく行うキャンペーンに、価値などほとんど無いと考えた方が良い。

今回の記事は、ルノアールさんへの批判記事としてではなく、
印刷販促物を制作し、活用する際の汎用的な注意点として、
企業のプロモーション担当・販促担当・マーケティング担当の方にとって
少しでも参考になれば幸いである。


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