POPやカタログの表紙のリサイクルはどうする?
ラミネート加工にすべきか、ニス加工にすべきか?
エコの考えが、かなり日本人の意識の中に芽生えてきた。
自治体によっては、かなりの種類で分別を行っている。
その時に問題となるのが、「禁忌品」である。
見た目は紙だが、単純に古紙としてリサイクルできないものが該当し、
例えば、伝票を書く時に使うカーボン紙や、商品券など磁気の貼ってある紙、
そして、ラミネート加工された紙もこれに該当する。
引用:禁忌品(キンキヒン)とは
POPやカタログの表紙には、ラミネート加工をすることが多い。
このラミネートフィルムは、燃やしても害のない素材でできているものが
ほとんどあるが、古紙のリサイクルの観点からは邪魔者である。
それに対し、近年、ニス加工が注目を浴びている。
最近では、印刷機のメーカーとインキメーカーが協力して、
指紋の付きにくい、UVニス加工印刷を提唱している。
(昨年の展示会で、実際触っても指紋がほとんど付かなかった。)
POPを制作する際は、コストと環境の両方に配慮したかたちで、
効果的な販促ツールを作っていきたい。