ターゲットの卵は、どこにいるのか考える?
将来への投資として行う啓蒙・広報活動
株式会社クレディセゾンが、株式会社学研パブリッシングの
小学生向け学習教材“まんがでよくわかるシリーズ”『クレジットカードのひみつ』の
企画・制作に協力し、全国約22,000校の小学校と、約3,000館の公立図書館に寄贈した。
「まんがでよくわかるシリーズ」は、子供にも分かり易いように、
様々なテーマをまんがで描いたシリーズで、20年以上続いているが、
今回初めて発刊される『クレジットカードのひみつ』では、
クレジットカードの仕組みや使い方、将来像について解説している。
将来、クレジットカードの使用者となる子供に伝える広報
クレジットカードでの支払い方法が日常化している現代。
この本を通じて、子供たちにクレジットカードについての正しい知識や使い方を
学んで欲しいという想いから教材を作成したとしている。
このように、将来のターゲットや顧客に対する広報・啓蒙活動として、
無料小冊子の配布という施策は、よく行われている。
今回の事例で言うと、子供たちがクレジットカードに関する知識を持つことで、
将来想定されるトラブル回避に繋がるという点で、社会的意義もあると考える。
最後に
このような活動は、企業にとって、販促の観点からは「投資」であり、
社会的立場からは「社会貢献活動」である。
社会貢献の方法としては、様々なことが考えられるが、
企業自体が持つノウハウを活用したものが、効果的であると私は考える。
そもそも、社会に対する役割を考えて、商品やサービスを生み出しているのだから、
それらのノウハウを活用することは、必然的なことである。
企業のプロモーション担当・販促担当・マーケティング担当の方にとって
少しでも参考になれば幸いである。