■「果汁グミ」のプロモーションに学ぶ、新たなTwitter活用法!
meijiが、お菓子「果汁グミ」のプロモーションで、
ソーシャルメディアを新たな方法で活用しておりました。
このプロモーションから学ぶ、
販促を成功させるためのポイントを3つご紹介します。
1)キャラクターとストリーを徹底的に作り上げる
2)ソーシャルメディア参加を前提としたプレゼント
3)新たなTwitter活用でユーザー参加と情報拡散を促進
それでは、それら3つについてご説明します。
■ キャラクターとストリーを徹底的に作り上げる
meijiは、このプロモーションを行う中で、
ある「ドラマ」を特設サイトの中に作り上げています。
太陽の恵みをたっぷり浴びて育った、女の子(メグミ)と
幼なじみの男の子(タイヨウ)が、すれ違いを乗り越えて
最後に結ばれるという恋愛ドラマです。
そのドラマをクオリティの高いアニメーション(全5話)にし、
特設WEBサイト上で公開しています。
<Story -プロローグ- >
となり同士のぶどう園で生まれ育ち、
幼い頃から双子のように仲良しだったメグミとタイヨウ。
しかし、高校を卒業したある日。突然メグミが「東京へ行く」と
言い残し、タイヨウの前からいなくなってしまった。
出発の日さえも告げないままに…。
「いつか結婚して一緒にぶどう園で働けたら…」。
密かに抱いていたタイヨウの想いは、遠い夢となってしまった。
あれから2ヶ月。東京で憧れの雑貨屋で働き始めたメグミと、
実家のぶどう園で働くタイヨウ。遠く離れた空の下で、
すれ違う二人の想い…。10代最後の恋が今、徐々に動き始める。
■ ソーシャルメディア参加を前提としたプレゼント
このプロモーションの中でmeijiは、
プレゼント施策も同時に行っています。
このプレゼント応募キャンペーンにおいて、
ユーザーは、まず3つのTwitterアカウントをフォローし、
更に、特定のハッシュタグ(#gummi_present3)を付与して
ツイートする必要があります。
この手法は、Twitterを活用したプロモーションにおいて
かなり初期の段階から、多くの企業で活用されている手法で、
プレゼント施策を単なる集客ツールではなく、
拡散ツールに昇華させるための重要な手法の1つですが、
今回のプロモーションで、最も興味深いポイントは、
この他にあります。それを次でお話します。
■ 新たなTwitter活用でユーザー参加と情報拡散を促進
このプロモーションにおいて、
Twitterが新しい方法で活用されています。
ドラマ(アニメーション)が進む中で、
主人公のメグミとタイヨウの2人もストーリーに合わせて、
Twitterでつぶやき(ツイート)を行います。
それにより、ユーザーがこのドラマの世界観に入り込み、
彼らに対して応援の声や意見をTwitter上でつぶやき、
それがWEBサイト上に自動で表示される仕組みを
プロモーション特設サイトの中に取り入れました。
技術的には、従来から使われてきたものですが、
プロモーションの中で、ドラマを作り上げ、
その架空のストーリーの中の主人公とユーザーが、
Twitterの中でコミュニケーションを取るという
非常に興味深い取り組みです。
この施策によって、多くのユーザーがTwitter上で、
このプロモーションに関するツイートを行い、
情報の拡散に貢献しました。
このように、今回ご紹介したプロモーションは、
キャラクターとストリーを徹底的に作り上げ、
独自の世界観の中にユーザーを巻き込み、
従来からあるプレゼント施策を行うと同時に、
Twitter活用でユーザー参加と情報拡散を
更に促進したことによって、販促に繋がったと言えます。