今、話題のクラウドファンディング。
多くの問い合わせや質問を受けるので、こちらにまとめていきたいと思います。
法律も制定されてきたり、アメリカでは、会クラウドファンディングを成立させた会社が買収されたり、株式上場も見込んだ支援がはじまったりと、社会運動になりつつあります。
今日は、このクラウドファンディングを始める方法として、まず何をすれば良いかをメモしていきたいと思います。
*このページは、随時加筆していきます。良かったら、ブックマークしておいて下さい。
準備編ー開始30日前
- 運営会社を選ぶ
運営会社は、それぞれ特長があります。
ー世界に発信:英語翻訳もしてくれるCOUNTDOWN
ー地域密着:地元と都会をつなげるFAAVO
ー社会性が強い:共感力と認知度が高いreadyfor?
ークリエイティブな新規サービス:家入さんの拡散も期待できるキャンプファイヤー
ー動画関係で、手数料を考慮したい:Motion Gallery
ー自社で行う:Green Funding
等、目的にあわせて、手段を選ぶほうが良いでしょう - 内容を決める(★★★)
「どういう内容でやるか迷っている」
そういう方は、危険です。
クラウドファンディングは、あくまで、あなたが実現したいプロジェクトに対して、大衆からお金を集める”手段”の1つです。
クラウドファンディングでお金を集めることが目的になると危険です。気をつけましょう。
プロジェクトの選定基準は、「60日間、毎日Facebookで発信する事が苦労ではない内容」を選びましょう。
すなわち「このプロジェクトにかける!」という内容になると良いでしょう。
クラウドファンディングは、「本気度」が見られます。人からお金をいただく責任は、重大です。
自分が本気で取り組める内容にしましょう。 - 期日を決める
クラウドファンディングは、最初と最後の7日間にサポーターが増えるので、通常30日〜45日が最適です。
試しに90日間でやってみましたが、90日間サポートを依頼し続けるのは、発信側も受けても長期間精神的にしんどくなるので絶対におすすめできません。
- ターゲットを決める(★★★★★)
誰にサポーターになって欲しいか?明確に決める必要があります。この場合、人ではなく、「XXX業界にたずさわる人」という形で、絞るとリターンを決めやすいです。
更に加えると、このXXX業界は、成長している業界が望ましいです。
衰退産業に共感する人も多いかもしれませんが、企業からの大口支援や実際に、ビジネスとして展開していくことを考えるのならば、成長産業を選びましょう。 - リターンを決める(★★★★★)
自社の商品やサービスの原価を計算して、リターンを行うと良いと思います。
特に、リターンが、わかりやすい物であれば、支援が得られやすいです。
まだ商品やサービスがない場合は、1つ目玉商品を造りましょう。
多少損しても、まずは、お客様に使って頂く精神で、リターンを準備できればと思います。
その際、
1,商品がどのような利益を生むのか?
2,どんな役に立つのか?
しっかりと説明する事が必要です。
成功しているクラウドファンディングでは、野菜など、わかりやすい食べ物も多いですが、最近は、物よりも、そのプロジェクトに関わる物語感も大事ですので、
1,Facebookグループに招待
2,ホームページにお名前掲載
3,サポーターイベント
なども好まれます。
- デモページを作成する。
デモページは、ワードで作ります。
メイン画像、キャッチコピー、関連画像、詳細という形でペタペタはりつけながら、全体像を作りましょう。
ページ構成は、
1,メイン画像(魅力を存分に伝える。1ワードで伝わるメッセージと画像)
2,サービス詳細(どんな事をやるのか?誰のための支援か?をわかりやすく)
3,リターン紹介(メリットを存分に伝えましょう)
4,自己紹介(想いをぶつけましょう)
5.サポーター紹介(なぜサポートしてくれるかを書きましょう)
6,費用の使い道と内訳、それで得られる成果 - デモページを10人にみせてフィードバックをもらう(★★★)
ここまで出来たら、最初にサポーターになってくれそうな人に、PDFファイルにして送って、フィードバックをもらいましょう。
実際にあってプレゼンするとさらに効果的です。
「このチャレンジに対してサポーターになりたい?ならないとしたらどういう形がいい?」
という質問をなげかけましょう
ここで、たくさんの人に、でもページをみてもらうことが大切です。
そして、その人達を巻き込んで、サービス開始前に、応援団を作られれば最高です。
7−1 デモページの見出し画像は、誰が、どんな結果が得られるかを示す(★★★★)
クラウドファンディングは、
1,見出し画像
2,デモ動画
3,自己紹介動画
の3つが重要です。
これで決まると言っても過言ではないです。
見出し画像では、「誰が、何を得られるか?」を明確に示すことが、大切です。
「日本の魅力を世界へ伝える」というバズワードとわかりやすいサービス内容で、最後に拡散された事も成功の要因でした。
動画について
動画は、あった方が良いのか?よく聞かれますが、
「デモ動画は、あった方が良いです」
デモ動画を使うと、どのようなサービスを創るのか、が
とてもわかりやすく伝えることができます。
例えば、KICKSTARTERで、92万円の募集に対して、9億円集めたこれ。
見た瞬間に、欲しくなっちゃいますよね!
一方、自己紹介動画は、どうかというと、個人的には、諸刃の剣かと思います。
以前、アメリカで、全米エンドユーザー向けのサービスの仕事をしていた経験から言うと
一気に好きになってもらうか
全く興味をもってもらえないか
のどちらかに陥る可能性が高いです。これは、その人が、どういう人か?ではなく
人には、好みがあり、自分に近い人を好きになる習性があるからです。
僕は、最後まで、デモ以外の動画メッセージをだしませんでしたが、
自分の思想や顔写真は、1番上に持ってきました。
個人的には、その方が良いと思っています。(撮影、緊張しますしw)
- 応援してくれる人を3名確保
上記で、プレゼンをした人を、応援団員にして、Facebook等のソーシャルメディアで拡散をしてもらいましょう。最後まで一緒に走ってくれる人が理想です。応援してくれる人は、辛い時、支援が集まりにくい時に、自発的に動いてくれる人が理想です。そういう意味では、応援してくれる人には、自分のビジョンをしっかりと伝えて、チームとして活動してもらいましょう。 - 最低10人にFacebookで拡散依頼
デモページの確認をお願いした人に、開始時のFacebook拡散依頼をしましょう。フィードバックをくれた人は、「シェア」してくれやすいと思います。また、開始3日前から、「残り3日・・」などと予告メッセージを発信するのも効果的です。
僕の場合は、あまり拡散依頼は、できませんでしたが、日頃からお世話になっている人が、助けてくださって、2日目に確認した頃には、ページの「イイね!」が500を超えてました。
- スケジュールを決める
例えば10日で、目標金額の30%を目指す。30日で、50%。残り10日で70%達成しておくなど、スケジュールを設定し。その間にどのようなアクションをすればよいか考えておきましょう。
例)アクション内容
開始14日で、自分主催のUstreamイベント&プレゼンテーションを開催(動画撮影)
開始30日で、他社イベントや、メディア掲載の交渉
で、ここでさらに大事な事は、どこのプラットフォームでやるか?
よりも、「誰とやるか?」が大事だと思います。
ビジネスにおいて、どこでの(HOW)よりも、そのプラットフォームに知り合いや関係者がいるなどと密接に関わり合いが有る方が良いと思います。それぞれに、特徴があるので、まずは、自分が、支援者になるのも良い経験になるはずです。
開始時
- 平日夜9時頃のスタートが最適 Facebookを閲覧して、滞在時間が長いのは、だいたい夜の9時から12時までです。
- Facebookでシェア依頼 実際にスタートして、Facebookで告知するときは、思いきって
- Facebookで、写真付きで御礼メッセージ(★★★) 支援者になってくれた人には、Facebookで、タグ付けをして
- 個別に会ってお願いするリスト
- 期日を決める 10日までにいくら等
- 毎日の御礼メール
- あった人にステッカー配布
- 映像を制作する
- マイルストーン
- サポーターのファン化
- 法人枠と法人営業
- 毎日活動報告、応援チームに拡散依頼
- イベント企画とユースト三回
- プレスリリース
- 人に会いまくる
- テンションを保つ
- Facebookのサポーターページを作る
- Facebookの関連グループに入り宣伝をする
朝やお昼も閲覧されますが、わざわざクレジットカードをだして、支援になることは、あまり考えづらいです。
クラウドファンディングは、積み重ねで、支援者が増えてくるので、
あまり戦略的に考えすぎる事もないですが、最初のスタート時は、とても大切なので
迷っているなら、この時間帯をオススメします。
【シェアお願い】
と書きましょう。日本人は、なかなか苦手かもしれませんが
「To Ask」する事は、とても大切な事だと思います。
こちらの動画でも、同じことが述べられています。
写真を貼り付けて、御礼メッセージを送りましょう。
その際、自分の顔写真でも良いですし、
ページのスクリーンショットを貼り付けるのも良いと思います。
開始後10日
開始10日以降
参考
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120917/1043458/?ST=life&P=4
http://outsidetechnews.com/?p=413