TECH IN ASIAが主催するスタートアップイベントのSTARTUP ASIA in ジャカルタ2013に行ってきました。
今回の目的は、スタートアップが活性化してきているインドネシアの市場をみる事でしたが、想像以上に世界を意識したビジョナリーな起業家が多い印象でした。
私達は、ECサイト運営者ではない、インターネット会社だ
最初のスピーカは、インドネシアのインターネット通販会社のトコペディア。日本のネットプライス、サイバーエージェント・ベンチャーズなどからも投資を受けています。
最も印象に残ったのは、「我々は、ネット通販会社ではない、インターネット会社だ」という言葉です。これは、ネット通販にとらわれずに、社会にインパクトを与えるために、様々なイノベーティブな事をしかけていくという意思表示が考えられました
500 Startup、Googleなどからもスピーカーが登壇
今回のスタートアップイベントのSTARTUP ASIA in ジャカルタ2013は、500 startupやGoogleの重役からも登壇者があり、インドネシア市場への期待感が感じられました。*実際に、重役かどうかは、話し方で判断しましたw
今後、更に人口増加と経済成長が考えられているインドネシア市場で、自分達のブランドをしっかりPRしていたように思えます。
聞き手は、TECH IN ASIAの方が多かったのですが、やたらお金への質問に踏み込んでいたのが印象的でした。
ブース会場には、airbnbや日本のcacooなども!
ブース会場には、世界展開をはじめたairbnbや日本のcaccoのサービスのブースもありました。
その中で、やはり印象的だったのは、いくつかのブースで、CEOらしき人が、サービスのTシャツを来て、どうどうと自分達のサービスを提案していた事。
やはりそういうブースでは、すこし話を聞いてみようかなと思うものです。
まとめ:国内・国外サービスの垣根をぶっ壊せ
初日が終わって、全体的に、インドネシアまたは、インドネシアで活動する起業家は、インドネシアだからとか、インドネシア向けにという思考がなく、世界に向けてどういうインパクトを与えるか?を考えているアントレプレナーが多かったように思えます。
それでも、シリコンバレーのスタートアップの真似が多く、lack of belief(信じる気持ちが欠けていて)やめてしまう起業家が多い。
それは、米国も含めて、どこの国も同じですが、逆に言うと、もう国の垣根とかあんまり関係なく、
「ユーザーがいて、サービスがある」
そのような思考を持つ起業家が成長していくように思えます。