発売になったSurface2、メディアと店舗営業をフル活用して、プロモーションを行っているようです。
Google 急上昇でも、3日連続でSurfaceが、ランク・インしていていますが、少しゴリ押し感が見られる印象です。
肝心のイノベーションは?
かなりの数の記事を読みましたが、一番の売りは、「仕事でも遊びでも使える」という所。マイクロソフトらしいオールマイティーさを売りにしています。
しかし、時代は、本専用タブレットKindleのような、専門性が高くかゆい所に手が届くメディアを求めています。
この時代にあらゆるケースに対応できるタブレットをどこまで創れるかがポイントでしょう。
店舗には、専門の販売員、シニア向け?
成毛眞さんの著書「大人げないおとなになれ」にも書いていましたが、マイクロソフトは、かつて、”敵を知り己を知れば百戦危うからず”の先方で、核となる購買層を確保し、そこから広げていていく方法で、オフィス環境から、家庭広まりました。
Appleの大衆のバズから、認知されてきたのとは逆ですね。
アーリーアダプターと違って、これから、タブレットを使いはじめる高齢者層がたくさんいるので、このオールマイティーに使えるタブレットは、なかなかよいかもしれません。
しかも、販売店では、店員さんがしっかりフォローしてくれます。
マーケティングに強いマイクロソフトの復活
結論としては、すでにiPadやアイパッド・ミニを持っていて、さらにSurface2を購入する必要はないと思います。
これは、明らかにレイト・マジョリティ向けのタブレットだと思います。
もちろん、営業にも活用できるし、オフィス環境がPCで、万が一のための携帯品としてSurfaceを持ち、身軽に出張に行きたい人には、良いかもしれません。
今回、多くの記事を呼んで、マイクロソフトは、マーケティングに強い会社だなぁという印象を受けました。
O2Oの動線をしっかり確保しながら、レイト・マジョリティ層を囲い込んで、質ではなく、量でせめていく。
マイクロソフト王国復活の兆しが見えました。