シェア・ツイートを生み出すコンテンツ制作とは?
ユーザーの入力内容で結果が変わる情報拡散の仕組み
KDDI株式会社は、“つながるための取り組み”の一環として、
“つながり“に対する想いを伝えていくことを目的に、
ブランディングコンテンツ「auタイムトリップメッセンジャー」を公開した。
このコンテンツは、時代の流れとauの携帯電話の進化を表現した動画と共に、
家族や友人に送りたいメッセージを携帯やSNSに届けることができようになっている。
FacebookやTwitterなどのSNSでも参加・シェアすることができる。
オリジナル動画生成とソーシャルメディアによる共有・情報拡散
まず、ユーザーはE-mailで共有するか、ソーシャルメディアで共有するかを選ぶ。

その後、自分が相手に届けたいメッセージを入力する。
この画面は、携帯で入力するようなイメージになっている。

そして、ここからがこのプロモーションの興味深い点である。
ユーザーがメッセージを入力すると、その内容に合わせて動画が自動生成される。
入力した文字が、動画内の携帯画面に表示されながら、進行していく。
動画の再生が終了すると、このメッセージを共有する画面が表示される。
共有したい方法で、許可を出すと実際に共有させる仕組みになっている。

例えば、先ほどの入力画面で、「AUタイムトリップ」と入力し、
Facebookでシェアすると、こんな感じに表示される。

これにより、ソーシャルメディア内で、情報拡散を起こすと同時に、
それを見たユーザーを特設サイトへ誘導することを狙う仕組みとなっている。
最後に
時代と届ける手段は変わっても、人と人がつながろうする想いは変わらない。
これは、auがこの特設ブランディングサイトで、表現したかったことだ。
そして、auはそれをサポートする企業であり続けると伝えている。
ユーザーにこのようなブランドメッセージを伝える方法はたくさんある。
その中で、ソーシャルメディアを活用することにより、
「共有」と「共感」という、非常に良いサイクルを構築することが可能になる。
社会に対して、企業自身がどのような役割を担っていくかを考え、
それを伝えていくことは非常に重要なことであると考える。
企業のプロモーション担当・販促担当・マーケティング担当の方にとって
少しでも参考になれば幸いである。