検索エンジンからJWordで流入を増やす?
広告運用は費用対効果の見極めが重要
先日、自社運営のECサイトのベータ版をオープンさせ、
テストマーケティングを行いながら、現在、最適化を行っている。
私自身も売れるECサイトを構築するべく、
「売上アップを実現するECサイトの作り方の法則と秘訣」について考え、
本ブログを通じて、シリーズ記事やまとめ記事を書いている。
今回は、「Jword」についてご紹介したい。
Yahooの検索結果画面に表示されるJWordは有効か?
みなさんは、「JWord」をご存知だろうか?
Yahooで検索を行うと、画面右側のスポンサードサーチの一番下に、
「JWordサイト」という文字とWEBサイト名・コメント・リンク先が表示される。
これは、GMOインターネットグループ傘下のJWord株式会社とYahooが提携し、
実施されているサービスで、特定キーワードの検索結果の1ページ目、
スポンサードサーチの一番下に常に表示されることを1年間保証するサービスである。
このサービスを行う場合、いくつか検討すべきことがあるが、
本ブログでは、2点お話をしたい。
CTRの検証
仮にこの場所に、常に設置されたとして、CTRはどうなるかということだ。この広告は、Yahooリスティング広告のように、
クリック数に準じて広告費を払うPPC方式ではなく、
バナーのように、表示を保証した広告費固定方式の広告になる。
つまり、どんなに費用対効果が良くても悪くても、
広告費は最適化しようがないため、平均のクリック率がどのぐらいか、
どれだけこの広告から集客できるかが評価するポイントになる。
しかし、広告の販売を行っている会社は、そのデータを持っていないという。
参考にできるとすれば、Yahooリスティング広告を行ってみて、
該当する場所の周辺に広告が配置された場合のCTRを見ることになるだろう。
運用費ゼロのメリット
この広告の大きな特長は、契約さえすれば、何もしなくても、1年間はその場所を占有できるということだ。
Yahooリスティング広告は、常にコンバージョン率、クリック率、
そして何より、費用対効果を上げるために、調整を行うという
人的リソースの工賃または運用委託費が発生する。
その運用費と先ほど説明したCTRから想定される成果を
総合的に比較検討した上で、JWordを採用するかどうかを検討して頂きたい。
最後に
売れるECサイトを作るということは、決して簡単ではない。
しかし、不可能なことではないし、やるべきことは非常に明確である。
インターネット広告の費用対効果を最適化し続け、
そこから得られるマーケティングデータを活用し、
ECサイト自体も最適化を行っていくことが重要になる。
企業のEC担当・プロモーション担当・販促担当・マーケティング担当の方にとって
少しでも参考になれば幸いである。