売上をアップさせるWeb制作の専門家の高橋です。
Web制作は、ホームページ制作を主軸で、上場する会社もあり
ITバブルと共に栄えました。
その後、FLASHなどのアニメーション技術や、SEO対策等
ニーズも多様化し、価格は、高騰しました。
しかし、昨今では、ワードプレスなどの、
簡易CMSツールが発展し、Web制作への制作費や需要も低下しています。
それでは、今後、Web制作会社は、どのようにして生き残ればいいか
妄想してみたいと思います。
方法は、3つ。
昔から、提唱されている事でもありますが、方法は、大きく分けて以下の3つになると思います。
クライアント企業の、Web制作部門になる。
多くの企業は、別のサービス提供に特化しているため、
当然、Web制作部門だけを成長させる事ができません。
しかし、Web制作会社は、「Web制作だけに絞って」
自社のサービスの強みを伸ばすことができます。
Web製作は、御社に丸投げします。
くらい言われるようになる程、信頼関係を構築する事が大切です。
また、信頼関係は、技術だけではなく、人間関係も大切です。
仕事の8割は、コミュニケーションです。
人間関係を構築した関係であれば、
「安いから切る」という事も無くなるでしょう。
共存共栄の関係になるほど、自社の強みを構築しましょう。
自社の強みを構築する。
続いて、上記ででた、自社の強みの構築についてです。御社の強みはなんですか?
と聞かれた際に、きちんと応えられる事が大切です。
間違っても、「なんでもお任せ下さい!」は、辞めましょう
逆に、「◯◯という案件は、得意ですが、××という案件は、お断りします」
くらい言えるようになると良いと思います。
当社の場合は、
「売上をアップさせるWeb制作が得意ですが、
”全部おまかせで”という案件はお断りします。」
という形にしております。ジャンルについては、特に問いません。
大切なことは、お客様とのコミュニケーション
これに重点をおいております。
賞を獲るは、過去の話?
補足までに書くと、昔は、賞を取るなども強みになりましたが、
今では、コンペや◯◯賞が乱立していて、あまり効果が薄れているような気がします。
短期的に賞を狙うのではなく、1つの評価基軸として、賞を設定すると良いです。
自社のWebサービスを、育てる。
Web製作会社は、デザインができますし、ある程度、システム会社との提携もあるため
Webサービスが作りやすい環境にあると思います。
しかし、日々の下請け仕事に忙しくて、
なかなか手が回らないというのが正直なところでしょう。
外注してもサービスの細部に、行き届かないなどもあります。
では、どうすれば良いか?
1つは、小さくスタートして、ビジネスモデルを突き詰める事です。
Web制作会社は、出来る範囲も広いため、どうしても壮大なプロジェクトを作りたがります。
最初から、完璧を目指してはいけません。
100名のユーザーを確保する気持ちで、スタートしてみると良いでしょう。
KPIを設定し、PDCAを廻す。実直にやり続ける。
クライアント企業の、Web制作部門になる。自社の強みを構築する。
自社のWebサービスを、育てる。
以上の、3点を挙げました。
これは、誰もがわかっている事で、なかなかできない事です。
だからこそ、実直にやり続けましょう。
その際に、
「頑張ります!」
だけでは、ダメです。
しっかりと、半年後までにホームページからXX件受注する。
そのための施策は、◯◯等、設定し、期日までできたか?
できなかったか?なぜできなかったか?を繰り返す事が大切です。
私の知る限り、多くの、Web製作会社は、事業計画書を持ちません。
それは、下請け業務が忙しいためです。
時間とお金は、かかりますが、オフサイトミーティングを開催して
全体の方向性を決めるなどは、効果的です。
目的の、港がない、船は、海の上を彷徨い続けてしまいます。