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大事件、サイト公開日にWPを消去された!! WordPressを削除してしまった場合の対処法とリスク管理法まとめ


WordPressを消去してしまった大事件と対処法

完成したWordPressが、サイト公開当日に
突然、消失した。あなたなら、どうする?


先日、大変な事件が起きた。

数ヶ月かけてページを制作し、そしてWordPressでサイトを構築し、
さあ、今からサイトを公開というところで、
WordPressが、サーバーからディレクトリごと消失した。

大変失礼なことで、あってはならないことだが、
仕事において初めて、お客様との電話口で、
「マジかぁ〜。」と思わず言ってしまった。

今回のブログでは、その事件の経緯
万一、WordPressを削除した場合の対処法とリスク管理法についてご紹介したい。


事件の経緯


2012年5月某日、事件は起きた。

某WEBサイトの一部分である、特集コンテンツを
当社でリニューアルするという業務内容で受託した案件の話。

事件が起きた状況


特集コンテンツのリニューアルのタイミングで、
サーバーの切り替えと、特集コンテンツに合わせた本サイトのデザイン変更、
という2つの作業を同時に行う予定をしていた。

本サイトの方は、当社とは関係の無いところで、
別のWEB制作会社が以前から対応しており、
デザインの改修及びデータのアップロードもその会社が行うことになっていた。

まず、当社の作業が完了し、クライアント確認が終わった後、
そのWEB制作会社が本サイトのデータをアップロードし、
DNSの切り替えを行うという流れのもと、作業が進行した。

ここで、事件が発生した。

その時、何が起きた?


WEB制作会社のデータアップロードが完了し、
最終確認をしようとしたところ、クライアントから電話が入った。

「特集コンテンツのページが、見れないんですけど、どうなってますか?」

「はい? 少々お待ち下さい。」

確かに、Not Foundと表示される。おいおい、まさかと思い、
FTPでサーバーにアクセスし、確認した。

特集サイトのディレクトリが消失している。

察しの良い方だと、もう分かったと思うが、
WEB制作会社が、ファイルをアップロードする際、
一度、全データを削除してから、全ファイルをアップロードしたのだ。
DNSを切り替える前だから、恐らく何も考えずに削除したのだろう。

その時、思わず口から出た言葉が、「マジかぁ〜。」だ。

静的ページで構成されたサイトなら、
再度アップすればそれで済むが、サイトはWordPressで構築していた。
過去にそんなとんでもない経験は無いので、脳みそパニック!

仮に、再アップして動くとしても、前日までのバックアップはあるが、
当日にWordPress上で行った作業分は、まだバックアップを取っていなかった。
まさか、当社が作業しているディレクトリを削除するとは思わなかった。
公開リミットまで、時間がもう無い。そもそも、再アップして動くのか?

様々な考えや想いが、頭の中を駆け巡った。
恐らく、過去の人生の中で、私の脳みそが最も高速で稼働した瞬間だった。

ひとまず、冷静になり、クライアントへ1つお願いをした。
「大変申し訳ございませんが、WEB制作会社へ何を行ったかの確認をお願いします。」
そして、聞いてもらっている間に、あらゆる手段を模索した。

クライアントから、入電。
やはり、全削除を行ってから、ファイルのアップロードを行ったらしい。
言葉にならない想いで頭の中がいっぱいになったが、1つ朗報があった。

削除する前に、バックアップを取っていたらしく、
今、アップロードしているという。


WordPress削除への対処法とリスク管理法


結論から言うと、WordPressのディレクトリを
再度アップロードしたことで、問題は解決した。
公開画面も管理画面も問題無く動作した。

WordPressは、データベースと連動して、
ページを動的に生成する仕様になっている。
確かに、理屈はそうだが、実際に行ってみるまで確信はできなかった。

非常に精神的負担は大きかったが、
通常得ることができない経験と実績を得たことが、唯一の救いと収穫だ。

データ消失に対するリスク管理法(手動編)


これは、WordPressに限らずであるが、データのバックアップは、必須である。
以下、WordPressのバックアップ方法をまとめた。
(一部、静的ページで構成されるサイトでも活用できる。)

 1) WEBサイトデータをディレクトリごと、
   サーバーからローカルにダウンロードする
   Tips:FTPで単純にダウンロードしても良いが時間が掛かるので、
      SSHで圧縮してからダウンロードした方が効率的である。
      参考:Linuxコマンド集 INDEX(ITpro)

 2) phpMyAdminにアクセスして、
   データベースからテーブルをエクスポートする
   参考:データベースのバックアップ – WordPress Codex 日本語版

 3) WordPressの管理画面の「ツール」でエクスポートする

データ消失に対するリスク管理法(プラグイン編)


 ◆WP-DBManager
  通常のバックアップから、バックアップの最適化やデータベースの修復まで、
  自動スケジュールで行うことができるプラグイン

 ◆WP-DB-Backup
  データベースのテーブルを自動スケジュールでバックアップするプラグイン


参考WordPress のバックアップ – WordPress Codex 日本語版


最後に


今回の事件は、精神的に相当な痛手を負ったし、
二度とあのような想いはしたくないが、
無事公開できたので、ある意味では非常に価値のある経験だった。

今回の件で、バックアップの重要性を本当に理解した。
人はミスをする生き物だ。みなさまも十分に注意して頂きたい。

少しだけ話が逸れるが、アメリカ留学中に、
教授から、プレゼンに対してあるアドバイスを貰ったことがある。
今回の件で、少しそれを思い出した。

「細心の注意を払っても、人はミスをするし、事故は突発的に起きる。
 重要なのは、その問題にどのように対処し、解決するかだ。
 プレゼン中に何かトラブルがあっても、迅速に対応できるかが問題だ。」

私は、今回の経験で、様々な対処法とリスク管理法について考えた。
このようなことは、二度と起こさないし、起きないことを祈るが、
万一、起きた場合でも、今の私なら冷静に対処できるだろう。

今回の件は、他社がデータを削除したとは言え、それでも認識が不十分であった。
今回のブログが、WEBサイトを運営する企業様と
WEBサイトを制作する方にとって、お役に立てれば幸いだ。


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